引き算とは、体内にある不要物(こぶや化合物=薬)を体外に捨て去ることで、
自己免疫力を強化することを言います。
そのためには、全身の「循環」を確保することが必要になります。
体内に、こぶなどの不要物が滞留していると循環が阻害され自己免疫細胞の患部への“駆けつけ”が間に合わなくなります。
そこで、まずこぶほぐしで循環を確保することで、体の隅々までNK細胞が行き渡り体を守ってくれるようにします。
ところが、ストレスを感じると「活性酸素」が湧き上がり、こぶの量が増え、せっかくの循環する力を弱めてしまいます。
また、せっかくほぐした良い状態を阻害されやすくなりますので、こぶほぐしの効果を持続させるためにも、活性酸素対策は欠かせません。
逆に言えば、こぶほぐしと活性酸素対策を行っていれば最強の健康対策と云えます。
例えば、若いのに薄毛になるのは背中・肩・胸・首にこぶが巻き付き、頭部と胴体のつながりが制限された結果です。
しかし、世間ではこの仕組みを知らないので、毛生え薬を塗れば・飲めば治る・生えてくると単純に信じています。
確かに、試験管の中では相応の結果が出ても、こと人体に対してはなかなか思うような結果にはつながりません。
何故か?
答えは簡単です。そうなる原因を捉えられていない、循環と活性酸素の関係に気付いてないからです。
世間では、病気になったら薬で治す(足し算)という発想しか持ち合わせていませんが、それには条件があるのです。
人体(クセ毛も薄毛も)を正常たらしめているのは、24時間休むことなく体を守っていてくれるNK細胞があるからこそなのです。
みなさん、誤解しています。薬が病気を治すのではありません。治してくれるのは自己免疫細胞のみです。
薬は、一時的にNK細胞の不足分を補ってくれはします(いわば、突っかい棒)。
しかし、待てど暮らせどいつまでも自己免疫力が復活しなければ、いくら強い薬の力を借りたとしても”ご臨終”、おしまいです。
それは、薄毛の毛根・発毛サイクルも同じことです。